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※平成30年2月1日追記

仮想通貨の確定申告について、
たくさんのご連絡ありがとうございました。

皆さんのご相談に対応するほど、仮想通貨の確定申告は難しいということがよくわかりました。
ネットにはたくさんの損益計算ツールや自作のエクセル管理表や仮想通貨専門税理士の紹介がうたわれていますが、
相談者のみなさんが一様に抱えている共通の疑問に回答しているものはありませんでした。

しかし、これはしょうがないことで、仮想通貨の進化が早すぎて、法律が追いついていないからです。
法律にないものを「これで大丈夫」と言い切るのは、納税額が大きすぎてリスクが高いと正直感じてしまいます。

公認会計士・税理士として個人的な感想としましては、
・できなくはないが、相当の手間と時間がかかる。
・またそれだけ手間をかけても、いわばマイルールに基づいた損益の把握にならざるをえないため、
 公にそのやりかたでよいと保証されたものではない
・さらに、日々の取引について、エクセル等での管理を税理士事務所で請け負うことは難しいと感じる
(請負場合は報酬が今の相場より多額になると思います。でもそれでもこの計算を人がやるのは辛いのではないでしょうか)

現時点で税理士が仮想通貨の確定申告を受任するには、
・依頼主の計算の仕方等の質問
・例えば1件だけ抽出してサンプルでのチェックを行う(質問の回答通りに計算が行われているか確認する)
・サンプルチェックで問題がなければ、依頼主が計算した利益額で確定申告を行う
・申告する時には、例えば書面添付制度のようなものを利用して、
 「弊事務所では質問と、サンプルチェックだけをおこない、基本的には納税者の計算金額そのままで申告している」旨を添える
 ※もちろん依頼主に対する説明も重要です

これだとキチンと計算して確定申告していないようで無責任な感じがしますが、
税理士が受けづらいのは事実ですし、ただそうはいっても申告を必要としている人は大勢いることも知っています。
無申告が一番よくないわけですから、現時点ではここがギリギリの落としどころと僕は考えます。

上記のような前提でよければ、
引続き仮想通貨の確定申告の受付をいたします。

今後法律や取引所の整備も進むようになってくると思います。
そうでないと税務署も損益を計算できないため、税務調査に行けないわけですから。
その時は今のようなこともなく、取引書の取引レポートを計算ツールに入力すれば、損益が出てくる。
というような時代になるかなという気はしています(が、仮想通貨ならではの特殊な前提がたくさん必要になるでしょうが)。

(以下、平成29年12月23日記載)

札幌のやさしい税理士事務所では
仮想通貨・ビットコインに関する確定申告サービスを提供します。

平成29年12月1日に国税庁の個人課税課から公表された「仮想通貨に関する所得の計算方法等について(情報)」は
確定申告の対象となる仮想通貨の損益やその具体的な計算方法等について取りまとめたものです。

この情報を基に
インターネットで「ビットコインの確定申告」を調べてみると
次の2つの問題があることに気づきました。

1.インターネットで情報を公開している方は仮想通貨取引には詳しいが、税務のプロではないため情報が浅く、しかも記事の内容が間違えている場合もある
2.税理士は計算には強いが、自ら仮想通貨取引を実際に行っていなければ情報の内容が理解できない部分があり、このため依頼者と話が噛み合わないばかりか、誤った申告書を作成する可能性がある。

僕は外国為替証拠金取引(FX)をそれなりに触っていた時期がありましたが
それでも情報を読んで、仮想通貨の分裂(分岐)やマイニング等の言葉について最初まったく意味が分かりませんでした。
UTXOベースでの残高管理なんて今でもわかりません。

このため本を数冊購入して斜め読みし、わからないところをインターネットで調べて
自らbitFlyer、Coincheck、Zaifに口座も開いて運用を始めてみました。

正直それでもまだよくわかっていないところもありますが
既にヘビーに運用されている知り合いに聞きながら、知識をブラッシュアップさせているところです。

単純に年間で1BTCを1回購入して、1回で全部売却した
ということであれば、税理士であればだれでも対応可能であると思います。

しかし、外国で口座を開いていたり、しかも頻繁に送金を行っていたり、ビットコインデビットカードを使っていたり、ビットコインの販売レートに含まれていた消費税が撤廃された7月1日前後で取引があったり、これらがある場合はどう処理するのか?
国税庁が出している文章だけでは情報量が少ないのが実態です。
おそらくですが税務署側も対応に苦慮することが予想されます。

だからと言って確定申告を無視するのも怖いところです。
FXで数年たってから税務調査が入って数千万円の追徴をとられたお客さんも身近にいます。

以上より、まだ十分な情報がない中では、
できるだけ仮想通貨・ビットコインに詳しい(本の知識だけではなく実際に運用しているとなおベター)
税理士に依頼するほうがよいということになります。

弊事務所では、これに関する確定申告はすべて代表の自分が対応します。
もっとも上記の理由から、bitFlyer、Coincheck、Zaifの取引所だけで取引を行っているお客さまだけに限らせて頂きます。
それ以外の方は一応ご相談ください。
また申告期間は短いので、自分一人ではどれだけ受けられるかはわかりません。
お早めにご連絡をお願いいたします。

札幌のやさしい税理士事務所
代表:利木貴志
tel:011-252-7221
e-mail:t.riki@sky-office.jp
HP:https://tax8341.com
LP:https://shinkoku8341.com

料金は以下を目安とさせていただきます。

確定申告(個人)
仮想通貨の利益
(雑所得) 確定申告料
(単位:円/税別)
100万円未満 84,000
300万円未満 126,000
500万円未満 168,000
750万円未満 210,000
1000万円未満 252,000
1000万円以上 別途相談

確定申告(法人)
仮想通貨を含む利益
(純利益) 確定申告料
(単位:円/税別)
100万円未満 144,000
300万円未満 192,000
500万円未満 240,000
750万円未満 288,000
1000万円未満 336,000
1000万円以上 別途相談

※確定申告料の決定に利用する「仮想通貨の利益(雑所得)」「仮想通貨を含む利益(事業所得)」は対象年度の想定利益を使用いたします
仮想通貨の利益は実現益のみとなり、国税庁が公表しているFAQ等を基礎として利益額の計算を行うものとします。
※上記金額は確定額ではなく、状況により別途異なる料金となる場合があります。

上記の料金に含まれるサービス内容

1.決算書・確定申告書の作成・提出
仮想通貨・ビットコインにかかる個人及び法人の確定申告書を作成し、提出します
2.記帳代行料
各種取引所(bitFlyer、Coincheck、Zaif)の取引データを基に、仮想通貨の取得価額と利益の計算を行い、集計したうえで記帳まで行います。

受付できる人数には限りがありますので、お早めにご連絡ください。
初回の相談は無料です。

札幌のやさしい税理士事務所
代表:利木貴志
tel:011-252-7221
e-mail:t.riki@sky-office.jp
HP:https://tax8341.com
LP:https://shinkoku8341.com